入試問題

Exam questions

入試問題

入試形態とその対策方法

Loohcs高等学院では、1次選考の書類選考の後、2次選考では全員が受ける共通テストと面接、それぞれの個性や得意に合わせた3つのタイプのテストを実施しています。

総合学力テスト/課題解決テスト/問題探究テストのうち、挑戦したいものを1つ選んでください。これらのテストは思考力をみたいために実施しますので、必ずしも高得点を期待しているわけではありません。ぜひ挑戦してみてください。

共通テスト

◆ テスト内容

このテストでは、英語と日本語の基本的な言語能力を試す問題と簡単な計算問題を出題します。

◆対策方法

中学レベルの英文法と英単語の復習
中学レベルの漢字の復習
中学レベルの計算問題の復習
評論文や文学作品の読解練習

◆例題

大問1 英語
問1 否定形にしなさい
You and I _ like the cave very much.

問2 過去形にしなさい
Naoya studies history.

問3 次の日本語に合うように正しい英語を書きましょう。
彼はどれくらい遠くまで歩けますか?
_ far __ he take a walk?

大問2 数学

大問3 論理読解
問1 ピュタゴラス学派のように、現象の背後に理念的な構造の存在を仮定した上に、さらにその構造は簡潔な数学的原理によって支配されている、とする思想傾向は、特にニュートン力学の確立以降は、物理学において顕著となり、そうしたコスモス的合理性の支配は今日まで連綿と続いている。(出典;『現代科学論』新曜社:p.52)

「自然という書物は数学の言葉で書かれている」とはガリレオ・ガリレイの言葉であるが、この言葉はコスモス的合理性を表現していると捉えることができるか?

できる・できない

問2 ポーランドはドイツ軍の電撃戦に圧倒され、1939年9月17日には東からソ連軍の侵入もうけ、9月27日にはワルシャワが陥落し、翌日独ソ両国はポーランド分割の協定を結んだ。1939年1月時点でワルシャワは(     )に存在すると推測される。(出典;『詳説 世界史研究』山川出版社:p.499)

総合学力テスト

◆ テスト内容

このテストは、論理的思考力を試す問題、中学で習っていることを身につけているかどうかの確認する問題、そして既に持っている知識を応用して自分で物事を考えることができるかを試す問題の三つで構成されています。

こんな人におすすめ

  • 中学校での自分の学びに自信がある人または中学で一通りのことは学んだと思う人
  • 習ったことを応用して考えることが好きな人
  • 論理的に物事を考えることが好きな人

◆ 対策方法

  • 論理的思考力を鍛えるための本を読む
  • 苦手な計算を無くす。関数の問題や図形問題になれておく
  • 覚えるべき公式を復習する
  • 教科書に書かれていることを自分なりに説明できるようにする
  • 暗記だけではなく、知識と知識を組み合わせて物事を考える練習をする
  • 歴史や時事問題に関してはその社会的背景や、今後どうなるか自分なりの考えをもっておく

◆ 例題

大問1 
問1 ある架空の王国ウソバッカ国の王様は「ウソバッカ人は嘘しか言わない」と言いました。この言葉は本当でしょうか嘘でしょうか。
問2 1,3,7,15,A,,, という数字の並びがあります。Aに来る数字はなんでしょう?
問3 コンビニで商品をかったらくじがついてきました。そこには1.5等という数字が書かれていました。あなたが不審がって「1.5等ってなんですか?」と店員さんに聞くと、「おめでとうございます。1.5等は全部で3枚しか入っていなくて、そのうち1人だけが1等に繰り上がるんです。あとで下に書かれている電話番号に電話してみてください。あなたが一等になるかどうかわかりますよ。ちなみにすでに1人は落選したみたいです。」
あなたが一等に繰り上がる確率はいくらだろうか?

大問2 
問1 直線y=2x+3と放物線y=6x^2+5が交わる座標はどこか?
問2  質量が88gで体積が20cm^3の物質がある。この物質の密度は何g/cm^3か求めなさい
問3 以下のグラフをみて、日本の農産物輸入の特徴を答えなさい。

大問3 
問1 深成岩が形成されるメカニズムについて答えなさい。ただし次の語句を用いるこ と。 マグマ・冷却速度

問2 壬申の乱で勝利をおさめたA天皇は、次々と法令を整備して行った。その一つに土地に関する法令がある。中国の制度も参考にしたこの制度は、すべての土地と人民は天皇のものであるというBの原則に則ったものだった。このBを方針として、具体的な法律であるCを制定したが、うまくいかなかった。Cは当時の農民たちにとっては土地に縛りつけられ、過酷な労働をさせられるきついものであった。そこで農民たちは戸籍を偽ったり、土地から逃亡したりした。こうした農民が行き着く先が天皇ではなく、有力貴族であったりしたようだ。こうして藤原氏をはじめとする貴族が力をつけていくことになった。
Cが機能しない状態に対して、天皇をはじめとする朝廷はどのように対応していったか。そしてそうした朝廷対応の結果、どうして藤原氏をはじめとする貴族が力をつけることになったか。

課題解決テスト

◆テスト内容

このテストは、図表や文章などの資料を正確に読み取れるかを試す問題、知らないことわからないことでも論理的に想像して仮説を立てる力を試す問題、そして現実的な問題を解決するためのアイディアを提示する問題の三つで構成されています。

◆こんな人におすすめ

  • 日頃から現代社会の問題について考えるのが好きな人
  • グラフや文章を読み取り、自分の考えを主張するのが好きな人
  • 社会的な問題を解決することに関心がある人

◆対策方法

  • 政府統計をはじめとして、様々な統計資料に慣れ親しんでおく
  • 現代社会の問題について論じた新書を読んでおく
  • 日頃から社会的な問題を自分ならどう解決するかを考えておく
  • 歴史や地理、公民で学ぶ知識は最低限習得しておく
  • 数学の基本的な計算はできるようにしておく

大問1 
下記の図をみて答えなさい。

問1 高齢化率が最も上昇したのは、何年から何年の間か。

問2 全人口のうち、65歳以下の年齢集団が占める割合がもっとも高いのは何年か、またその時の割合はいくつか述べなさい。

大問2 
文章1 第一次世界大戦と第二次世界大戦のあいだに、アメリカでは現在も続く老いの物語がほぼ完成した。当時の若い人たちは、”老人”を、一律に不健康で貧乏な集団と見なした。働けない老人は若い世代のもたらすリソースに頼るしかなく、家族で支えきれない場合には、企業、政府へと支援元を拡大して面倒をみてもらうしかない存在と見なされた。このイメージは多くの人にすんなりと受けいれられた。一方、1920〜30年代に解雇の憂き目に遭った大勢の高齢者が、まだ充分に働くことができるのに再雇用の願いが叶わずにいる事実は顧みられなかった。

文章2 年寄りを非効率な存在と見下す若年労働者にとって高齢者の退職は当たり前でも、当の高齢者は納得しがたい状況だった。大きな転換点となったのは、1935年に制定された社会保障法だ。対象者の範囲も給付額も拡大した20世期半ばには、退職はいやがる労働者に強制するものではなく、むしろ労働者が待ち望む、あるいみは待ち望んでいるはずと周囲が期待するものになった。退職という人生の節目が標準化(のちに美談化)され、高齢者は生産者としてではなく消費者として規定される高齢者像に合わせるすべを学ぶことになった。そうすることで初めて、貧しく、よく深く、能のない老人という現代の老いの物語は完結したのだ。(ジョセフ・F・カフリン(依田光江訳)『人生100年時代の経済——急成長する高齢者市場を読み解く』NTT出版45ー46ページ)

問1 「現在も続く老いの物語」とはどのようの物語であるのか述べよ。

問2 アメリカにおいて1935年に制定された社会保障法がなぜ大きな転換点となったといえるのか、社会保障の考え方に言及しながら指摘せよ。

大問3 
大問1と大問2を踏まえながら、少子高齢化社会で発生すると思われる問題点について指摘し、それを解決すためにあなたは何ができるかについてあなた自身の考えを主張せよ。

問題探究テスト

◆テスト内容

このテストは哲学的な文章を読み取りそれに対する自分の意見を提示する力を試す問題、価値判断を伴うテーマに対する立場を問う問題、そして例えば「幸福とは?」のような物事の「意味」について問う問題の三つで構成されています。

◆こんな人におすすめ

  • ある問題についてじっくり考えるのが好きで、みんなが疑問に思わないことでも深く考える人
  • 「〇〇ってなんだろう?」など物事がそもそも何か探究することに興味がある人
  • あるテーマに対しては「〇〇すべき」など自分なりの価値観を持っている人

◆対策方法

  • 新書レベルでもいいので哲学や倫理に関する文章や本を読んでおく
  • 話題になるテーマについて自分だったらどう考えるか、どう判断するかを考えておく
  • 常識的に流通している言葉や価値観を改めて深く考えておく
  • 「なにがいいことなのか」「どうあるべきなのか」「なにが幸せなのか」などについて考えておく
  • 自分の考えをある程度以上の分量でかつ論理的に伝えるための訓練をしておく

大問1 以下の文章は日本の哲学者鶴見俊輔の文章である。
学校などなかった時代から人間の教育はつづいている。そこにかえって教育を考えるほうがいい。
どのようにひろくとらえても、教育されない力というものはのこる。それは教育をはじきかえす野生の力である。教育者のおもわくどおりに、生徒の力をためなおすことはむずかしいし、そういう努力をすることは、のぞましい教育ではない。教育と反教育の相互交渉の場を、のこすほうがいい。(鶴見俊輔『鶴見俊輔語録2——この90年』皓星社139ページ)

問 あなたはこの主張に対してどのように考えるか自身の見解500字以上で述べなさい。ただし、「野生の力」について定義をするなり、具体例を用いるなり何らかの仕方で言及すること。

大問2 
感情的な納得感よりも論理的な正しさを優先しなければならない
論理的な正しさよりも感情的な納得感を優先しなければならない

問 あなたはこの二つの考え方についてどのような立場をとるか、500字以上で述べなさい。

大問3 以下の文章は夏目漱石の「私の個人主義」という文章の一節である。
第一に自己の個性の発展を仕遂げようと思うならば、同時に他人の個性も尊重しなければならないという事。第二に自己の所有している権力を使用しようと思うならば、それに附随している義務というものを心得なければならないという事。第三に自己の金力を示そうと願うなら、それに伴う責任を重んじなければならないという事。(中略)
これを他の言葉で言い直すと、いやしくも倫理的に、ある程度の修養を積んだ人でなければ、個性を発展する価値もなし、権力を使う価値もなし、また金力を使う価値もないという事になるのです。
(夏目漱石『私の個人主義』講談社学術文庫147ページ、一部文章を改変)

問 夏目漱石の主張に対するあなた自身の見解について500字以上で述べなさい。

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