ルークスの教員が大事にしている5つのスキル
Loohcs高等学院に集まる学生たちは、普通の学校に馴染めないこともあり、むしろそれゆえに「きらりと光る」何かを持っていることが多いです。ルークス高等学院は、「学生主体」を教育理念のひとつとしています。教員は、学生がやりたいことをサポートする存在で、一人ひとりのポテンシャルを引き出すことを大事にしています。そのために、Loohcs高等学院は以下の5つを教員に必要なスキルとして考えています。

マネジメント
教員は学生が自らの能力を高めるための支援をする存在です。適切な支援をするたには教員もまたマネジメントスキルを持ち合わせていなければなりません。マネジメントにおいて特に重要なことは適切な目標を設定し効果的なフィードバックをすることと、学生の素質を適切に見極めクラスを活気のあるものにすることです。

メンタリング
教員は学生にとってモデルとなるような存在であり、学生が悩んだ時や道に迷った時には方向性を示せるような存在であるべきだと考えています。情熱的で模範的な教員とのやりとりは、学生のモチベーションを大きくあげることになるでしょう。モチベートにおいて重要となることは、学生の欲求に気づき引き出すことと挑戦的な目標を提示することです。

ファシリテート
Loohcs高等学院は、コミュニケーションが活発に行われる環境です。人の考えや発言や行為を馬鹿にしないことなどが学校全体で共有されているからです。学生は物おじすることなく発言することができますが、時に学生同士で対立することや嫌な思いをすることもあります。論点が対立した時などは教員が適切にファシリテートすることによって論点を整理し、相互理解を促進します。

ティーチング
伝統的には教員の仕事は「教える」ことにフォーカスが当てられてきました。Loohcs高等学院でも、多くの場合において教員は学生よりも知識や経験において優位なので、学生に対して「教える」ことをします。わたしたちは、「教える」には2つの意味があると考えています。それが、「わかるようにすること」(知識の伝授)と「できるようにすること」(方法の訓練)です。Loohcs高等学院の教員は、この2つの「教える」を実践しています。

ケアリング
高校生は身体的にも精神的にも変化の大きい時期です。その変化の時期に向き合う教員には、ケアのスキルも当然求められることになります。Loohcs高等学院では、ケアにおいて最も重要なことは「学生の話を丁寧に聞くこと」と「学生と共に物語をつくっていくこと」であると考えています。その上で、必要とあれば適切な専門機関と協力する体制づくりに尽力しています。
ルークスの教員が大事にしている3つの心構え
学生の身近なモデルでもある教員は、ルークス高等学院のアドミッションポリシーを学生以上に習得しようと日々努力しています。教員が大切にしている心構えは以下の通りです。
学び続けること
学生の学び続けるマインドを育むのは、教員自身が学び続けるマインドを示していくことが求められます。そのためには、教員は自分自身も常に学び続けていくというマインドセットを身につけることが求められます。各教科の専門性を磨くこと、より良い指導法を確立すること、海外などの先端的な事例を探索すること、最新の研究を参考にすること、数十年後の教育環境を構想することなど教員は常に学び続けていきます。
共に愉しむこと
Loohcs高等学院の学習環境はコミュニケーションに溢れ、活気に満ちたものである必要があります。学生の他者と共に楽しみながら協働するマインドを育むために、学校の運営側もまた活発に議論し、共に愉しみながら働いている環境づくりのために努力し続けています。Loohcs高等学院では、教員同士の会議は毎日のように行われ、運営側の会議は毎週のように行われています。そこでは、学習環境をさらに良いものとしていくための議論が立場を問わず展開されています。
創造し続けること
Loohcs高等学院は教員の挑戦を応援する環境が整えられています。教員には多くの裁量が与えられており、学校をよくするための提案からそれを実現するまで関わることができますし、必要な支援を会社から得ることができます。また、教員自身の個人的な趣味を追及することや資格試験の挑戦、大学院と兼業することなども積極的に認められ、応援しようとする職場環境があります。そうした職場環境において教員の創造心も高まっていくのです。