私たちは通信制サポート校Loohcs(ルークス)を運営しています。ルークスは2019年に「新しい高校」という名のもと創設された、リベラルアーツを楽しく学ぶ高校です。ルークスには、高校を中退した生徒も複数在籍しています。今の高校生活に疑問を抱いている高校生の方に参考になる内容となっております。このページでは、高校を中退する人の理由と中退(退学)した人や中退を考えている人の選択肢(高卒の資格を取得する方法など)についてご紹介します。高校を辞めたい理由高校を中退する理由は、経済的事情以外にさまざまなものがあります。文部科学省が令和2年度に実施した調査を元に見てみましょう。「進路変更」が最多令和2年度の調査では「高校中退の理由」という質問に対して「進路変更のため」と回答した割合がもっとも高く、中退者全体の4割以上を占めています。学業不振学校生活・学業不適応進路変更その他令和元年6.8%36.6%35.5%21.1%令和2年5.8%30.5%43.1%20.6%その原因とは「学校生活・学業不適応」や「進路変更」が多い原因としては次のようなものが考えられます。受験する高校を選ぶ際に、偏差値だけで選ぶ大学の合格実績だけで高校を選ぶ自分のやりたいことと学校の特徴などが合っていない進学した高校が自分には合わない、なじめない結果、高校生活では大学受験の勉強ばかりなんてことになりかねません。高校を辞めた後の選択肢は三つある高校を辞めた後、選択肢としては次のようなものが挙げられます。就職をする高卒認定試験を受け、大学受験資格を得る通信制高校現実的には、高校生が持つ選択肢は上の三つです。学歴は、上の二つは中卒で、一番下が高卒となります。それぞれ具体的に見ていきましょう。就職をする応募できる求人が少ない中退したばかりだと年齢が若すぎるフリーター期間が長くなってしまう世間のイメージが悪い(あなたが素晴らしい人でも行く先々で偏見を持たれる)引きこもり・ニートになるとますます就職しにくいこう見ると余程の武器(例えば将棋が世界一強いとか)がないと厳しいです。また、自分の武器になるものを見つけていくという点においても、就職することはその可能性を狭めることになります。高卒認定試験を受ける高校に通うお金(授業料や交通費など)がない高校に通う時間がない不登校やひきこもりで高校の集団生活になじめない高校を中退したが、大学には進学したいやむを得ない理由と、メンタリティに由来した理由があります。高卒認定試験は簡単に取れると言われます。一見メリットばかりのように見えますが、項目と内容は違います。基本全てのことを一人でやる必要がありますし、同世代の人間関係が希薄になります。もちろん集団生活に馴染めないというのはあなたにとっては重大な問題でしょう。しかし、その集団生活というのはあくまでも古い価値観を共有する集団の中での生活という意味です。逆に、あなたと同じ感覚を持つ人とだったら、協力していこうと思えます。通信制高校とそのサポート校に入れば、そんな悩みはなくなります。通信制高校へ通うーメリット成績4~5を獲るのが異常に簡単通信制高校の最大のメリットはこれでしょう。好成績を獲るのがものすごく簡単です。「学業不信」で退学を決めた方には朗報といえます。また、例えば大学へ出願する際に、成績表を提出する場合、これは強力な武器の一つになります。ーデメリット一般的にいわれている通信制高校のデメリット友達がいなくなる、同世代の人間関係の希薄化(重大)卒業後の進路が見えない就職が困難になる暇な時間が増える引きこもりや無職になる上記のものが挙げられれます。深刻なものが多い印象です。しかしそんなお悩みはLoohcs(ルークス)高等学院では不要です。普通の通信制だとデメリットも多少ありますが、loohcs高等学院ではそれらのデメリットはありません。通信制サポート校には、同じ理由で転入を決めた仲間がいる学校を辞めたいあなたは、自分には仲間がいないと思うかもしれませんが、実際は違います。先程の調査結果からわかる通り、あなたと同じような思いを持ち学校を辞めている人は意外にいます。どこに行けばその人たちと会えるのでしょうか。世の中には、そういう人たちの受け皿がちゃんと用意されています。わたしたちが運営するLoohcs(ルークス )高等学院はその一つです。そういう受け皿のことを通信制サポート校と言います。高校を辞めて通信に入った人の体験談Q&A実際に、高校を一年生の終わりとともに高校を退学したH・Oさんにお話を伺いました!Q.なぜ高校を辞めようと思ったのですか。A .端的に答えると、通っていた高校のルールや雰囲気・教師が大嫌いだったからです。大嫌いなのに学校に無理やり通い続け、挙句のはてに将来、そんな自分の境遇に愚痴を言っている様を想像した時に、情けないなと思って退学を決意しました。私は、都内にある私立の中高一貫校に通っていました。とても厳しい学校でした。いわゆる受験少年院です。そこに、エッセンスとして150年という学校の伝統が加わることで、かなり頭のかたい学校に仕上がります。具体的に話すと長くなるので(笑)割愛させていただきますが、高一の終わりで辞めたのには理由があります。これは中高一貫校あるあるなのですが、中高一貫校のカリキュラムでは、高一の終わりとともに、教科書でいう高三までの範囲が終わります。そして同時に、志望校ごとに細かくクラスわけされ、受験勉強生活が始まります。学校行事も、高一で修学旅行が終わり、特別なイベントはなくなります。まず一つはこれが原因です。高一が終わると、あとはただ毎日のテストをこなしていく生活でした。高一までは、私は文化祭が好きだったこともあり、バンドをやったり、部活主催のお化け屋敷をやったりして学校生活を誤魔化していました。でも、私にとっての学校生活の楽しみは高2の文化祭を残してなくなります。この理由は、話すと長くなるので割愛しますが、簡単にいうとちょっとした揉め事が原因です(笑)。これが原因の二つ目です。楽しみも楽しみじゃなくなりました。体育館の舞台には、高2じゃないと立てなかったので、若干の心残りはありつつも、3月に退学しました。ちなみにわたしが組んでいたバンドは、親友が引き継いでくれました。Q.ご両親の反対はありましたか?A.もちろんありました。Q.通っていた高校を辞めて、通信に転入した後悔は?A.ないです。むしろ、今歩いている道は、自分が選んだ方向で、自分のせいにできるので、気が楽です。まだまだ失敗続きで、明日が全く見えませんが、自分がコントロールしているので空虚感は感じず、時たま生を強烈に感じることさえあります。中高の時のように、憂鬱な感じで満員電車に乗り通学し、退屈な時間割の上でじっとし、教師の言いなりになり、携帯を没収され、髪を無理やり切られ、点数で測られる日々からは脱出できたように思います。4年目にもなると、私はそんな日々を笑い飛ばすことはできなかったですね。同級生の中には、受験勉強を生きがいに頑張っている連中もいましたが、私にはそれが無理でした。Q.最後に何かメッセージをお願いします!!A.七転び八起き!人生には賭けの要素が少なからずある[efn_note]『実力も運のうち』マイケル・サンデル,『賭けと人生』ちくま文学の森[/efn_note]ので、Loohcsに懸けてみませんか。完全無欠な環境はありませんよね。どこへ行っても不満は出ます。でも、きっとあなたと気の合う仲間が見つかります!この場を借りて言わせてもらいますが、今の私がいるのは本当にLoohcs高等学院の皆さまのおかげです。とても感謝しています。