ルークス高等学院は学校法人ではなく、株式会社が運営する、新しいカタチの高校です。
正式には代々木高等学校(通信制高校)のサポート校となっています。
通信制高校とは
高校には、全日制・定時制・通信制の3つの教育課程が存在しています。
全日制は、原則として毎日、平日の昼間に授業を行う過程です。小学校や中学校については、ほとんどすべての学校が全日制となっています。
定時制は、夜間やその他特定の時間・時期に学習を行う課程です。元々は働きながら、夕方以降の短い時間の授業で、4年かけて通うことが主流でした。しかし近年は社会や学生の状況の変化に伴い、昼の通学や3年で通うことを選択できる定時制高校も増えており、実質的には全日制の高校に近付いてきていると言えます。
通信制は、通信による教育を行う過程です。全日制・定時制との最も大きな違いは、登校の頻度です。全日制・定時制の高校では、毎日通学することを前提としていますが、通信制高校は必要に応じて登校するスタイルで、基本的には自宅学習となっています。
いずれの教育課程でも、得られる高校卒業資格は同じものです。
サポート校とは
サポート校は、通信制高校をサポートする立場にある学校です。通信制高校とサポート校に同時在籍することで、高校卒業資格は通信制高校の方で取得しながら、普段はサポート校に登校し、学習面や生活面などであらゆる支援を受けることができます。
通信制高校は登校の頻度が少ないため、自由な時間を持てることがメリットではありますが、一方で日常的な教員との関わりがないため、学習支援などが不足しがちな側面もあります。サポート校に在籍することで、通信制高校だけではカバーしきれない部分まで充実した支援を得ることができます。
また、サポート校は正式には「高校」ではないことにより、独自のカリキュラムを組むことができます。それにより、他の学校にはない最先端の教育を受けることが可能になります。
サポート校としてのLoohcs高等学院
学生のみなさんは、ルークス高等学院への入学と同時に、代々木高等学院に在籍することによって、高校卒業資格を得ることができます。
代々木高等学院での高校卒業資格のために、レポートの提出と年に5日程度のスクーリング(登校日)への参加を行います。詳細については、「高校卒業資格について」のページをご参照ください。
日々の過ごし方としては、週5日、日常的に通うことになるのはルークス高等学院です。
代々木高等学校への登校となるスクーリングは、基本的には夏頃(転編入の場合を除く)に5日程度まとめて実施されるため、その期間だけは代々木高等学校の方へ通うこととなります。
よくあるご質問
1 | ルークスを卒業するだけでは高校を卒業したことにならないということですか? |
サポート校は、学校教育法によって「高等学校」と認められていない学校であるため、サポート校であるルークス高等学院を卒業しただけでは、高校卒業資格を得ることはできません。そのため、代々木高等学校へ同時在籍していただく形になります。
2 | 代々木高校を卒業するためのサポートも提供されていますか? |
はい。ルークスの独自カリキュラムとは別に、代々木高校のレポート課題に取り組むための時間は設けております。レポート内容のみならず、メディアの視聴方法や細かい提出期限など提出にあたっての事務的な部分まで、全面的にサポートいたします。
3 | 週5日、必ずルークスへ登校しなければならないのでしょうか? |
週5日開校してはおりますが、全日制高校のように出席日数が卒業要件となることはありません。また、カリキュラムの仕組み上「休んで授業についていけなくなる」ということもございませんので、調子が悪い場合は、教員と相談しながら登校するか否かを調整できます。
4 | 転入学の場合、前籍校の単位や在籍期間は引き継げますか? |
学校法に定められた学校からの転編入の場合は、引き継ぐことが可能です。詳細につきましては、「転編入をお考えの方へ」のページをご覧ください。
5 | ルークスの入試はどのようなものですか? |
書類審査の後、小論文(作文)の筆記試験と面接を行います。詳細は「入試案内」のページをご覧ください。また、ルークスに合格いたしました場合は、代々木高校へは書類をご提出いただくのみで、代々木高校における別途の入学試験はございません。