今在籍している高校を辞め、通信制高校への転入学・編入学を検討していらっしゃる方の中には、そもそも転入と編入の違いがよくわからない、転編入にはどのような条件があるのか?など、疑問に思っている方も少なくないでしょう。

そこで、今回は「通信制高校の転入(転入学)と編入(編入学)」について、その違いや転入・編入するための条件、その時期などについて、詳しく解説していきます。

通信制高校への転入と編入って何が違うの?

転入(転入学)

転入とは、現在高校に在籍している状態で他の高校へ転校(入学)することを言います。通信制高校の場合は、全日制高校と違い単位制をとっているので、基本的にはそれまでの高校で取得してきた単位を引き継ぐことも可能です。

ただし、通常全日制高校では学年制をとっており、年次の最後に単位をまとめて取得することになるので、1年次に転入する場合は再入学という形になり、単位を引き継げないことが多いです。2年次編入の場合は1年次までの単位を、3年次編入の場合は2年次までの単位を引き継げます。ただ稀に半年ごとに単位を取得できる全日制高校もあるので、最終的には前籍校に問い合わせる方がいいと言えます。

編入(編入学)

編入とは、一度高校を退学・中退をした後で高校に再び入学することを言います。通信制高校への編入の場合でも転入の場合と同様に、在籍していた高校で単位を取得していれば引き継ぐこともできます。

通信制高校への転入・編入するための条件とは?

通信制高校への転入・編入するための条件として「年齢」「居住地域」「転入・編入試験」があります。それぞれ見ていきましょう。

年齢(何歳まで受け入れている?)

通信制高校への転入・編入は、満15歳(高校へ入学できる年齢)からできます。つまり、高校を退学して数年経った人でも入学することもできます。また、基本的に年齢の上限はないため、通信制高校では幅広い年齢層の学生が在籍しています。しかし一般には通信制「高校」ということもあり、10代の生徒が多い傾向にあります。

居住地域(どこに住んでいても通える?)

通信制高校には「公立」と「私立」があります。

公立の通信制高校は通学できる範囲は決まっていることが多く、その都道府県に住んでいることが条件になることがあります。

一方、私立の通信制高校は広い範囲で受け入れており、どこの都道府県に住んでいても入学できることが多いです(オンライン通学を利用し、参加することもできます)。

転入・編入試験(学力はどのくらい必要?)

転入・編入の条件として、中学卒業程度の学力が求められることがあります。そのため、通信制高校によっては転入試験・編入試験を課す高校もあります。


多くの場合、試験は基礎的な内容であり、学力を試すというより生徒の現状を知るために行われます。しかし、勉強して損することありませんので、中学の復習などはしておいてもいいでしょう。また、面接試験を課す通信制高校もあります。

通信制高校への転入・編入できる時期は?

通信制高校への転入・編入できる時期は、高校によって異なります。4月に1回だけ受け入れているところもあれば、年に3回受け入れているという高校もありますし、随時募集している場合もあります。ですので、行きたい高校がある場合は確認しておいた方が良さそうです。

一方で全体的な傾向として、転入の方が入学できる機会(入試のタイミング)が比較的多いとも言えます。今通っている高校は辞めたいけれど高卒の資格は取りたいという方は、転入先を探してから辞める方が事務手続き上においてもスムーズでしょう。

通信制高校へ転入・編入したら、進学に不利になる?

通信制高校への転入・編入を考えるときに「通信制高校に入学すると進学に不利になるのでは?」と悩みを持つ高校生が多いようです。

結論から言うと、不利になることはありません。

大学や専門学校の入試において条件となるのは「高卒(ないし高卒同程度の学力)であるか」であり、卒業した高校の過程が全日制か否かを見られることはありません。

また、学力そのものは「通信制高校かどうかではなく、学習内容がどうか」ということに左右されるものです。

現在、学力向上のために「難関大学受験コース」を定めている通信制高校もあり、東大、京大、慶應、早稲田、上智、MARCHなど、難関大学に合格者を輩出しているところもあります。

また、通信制高校では「サポート校」と呼ばれる学習支援を行う教室と提携し、学力向上を行っています。サポート校は学習塾などが運営していることが多いため、専門的な学習を受けることができます。さらに、通信制高校ではレポートなどの課題が出ますが、サポート校はレポートの書き方などのサポートもしてくれます。ですので、通信制高校のカリキュラムに不安な人でも、安心して学習に取り組める環境も揃っています。

Loohcs高等学院は、難関大学への進学支援もしています

ルークス高等学院は、代々木高校(通信制高校)のサポート校です。

一般の高校で行う学習はもちろん、オリジナルの教材を使用し心理学、経済学、政治学、科学史などリベラルアーツ教育を取り入れています。そうすることで、多様な観点で物事を考える思考力を身につけられます。

さらに、この学習で身につけたことは総合型選抜(AO入試)に活かすこともでき、過去にも早慶上、MARCH、美術系大学などに進学している学生もいます。

なお、転編入は随時募集中です。気になる方はぜひ体験入学やオープンキャンパスにお越しいただき、実際に校舎を覗いて、校舎や学生の雰囲気を感じてみてください。

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